今日はあまり口にしたくない内容
〜歯科医院にとってはマイナス?〜
当然のことですが、診療中 使用済みの器具は必ず破損していないか確認しています。
特に小さい物は形に乱れがないか、長さが変わっていないかなど慎重に行います。
昨日、ある治療で先端の細かい器具を使っている時に、指先に僅かに違った感覚がありました。すぐさまアシストでそばにいたスタッフにその器具の先端を確認してもらいました。
『大丈夫です』
『ホントに?』
そこで若いスタッフに見てもらいました。
『問題ないと思うのですが、、』
やっぱり不安
『そう言えば最近新しいのに入れ替えた人いたよね⁉️ 見てくれる。』
スタッフ全員理解出来ない顔。
『〇〇さん‼️』
『え? 、、、あっ そうですよね(笑)』
実は〇〇さん、数日前に白内障の手術を受けていろいろなものがクッキリ見えているそうです。
『問題ありません。
ちなみにわたしの右目にはHOYAのレンズが入っています。保証書もあるんですよ。』
老眼や白内障、今後避けて通れない道です。
歯科医にとっては深刻な問題で、大抵40代半ばから悩み始め、ルーペなどを使って凌いでいます。
自分の場合、殆どのケースはメガネでなんとかなっていますが、本気で細かいところやきわどい事をする場合マイクロスコープ(顕微鏡)を使って診療しています。
技術と目は反比例。
たまに歯痒くなる事もあり、その様な時にはマイクロスコープを使いますが
なんでもクッキリ見えますと言っていたスタッフの話を聞くと、自分も近い将来そうした方が良いのかもと考えてしまった瞬間でした。
患者さんにとって、かなりドキッとする話。
でも中高年以上の歯科医にとってほぼ全員悩んでいる問題。
しかしこれが現実ですのであえて正直に書かせて頂きました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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