三島から小田原への自転車旅
と言うと誰もが箱根越えを想像します。
しかしそこはメタボのオヤジチャリダー、距離は長くても御殿場経由で。
それでもおよそ500mのなが〜い山越になります。
今日は平日、8時台までラッシュの為大きな自転車を持って電車に乗るのはヒンシュクそのもの。
時間調整のために辻堂駅まで車で行き、9時過ぎの東海道線下りに乗ります。
当然先頭車両の人のいないところ。
この場所にいると言う事でやる事は一つ
子供のように窓に張り付き写真三昧。
熱海駅で乗り継ぎ
そしてまたまた懲りずに先頭へ
しっかり丹那トンネルを一部始終見届ける。
丹那トンネルは作っている最中に丹那断層を震源とする地震がおこりトンネルが中で2mほどズレてしまったのです。
予定では直線だったのですが、その影響でわずかにS字状にカーブをしています。
実際にはわかりませんでしたか、およそ半分過ぎたぐらいから出口を確認することが出来ました。
トンネルを堪能し尽くしたところで、三島駅に到着。
自転車を組み立て、お決まりの記念写真。
11時に出発。
先ずは一つ目の目的地、五竜の滝。
一万年前の富士山の噴火により出来た滝で気持ちの良い場所でした。
ここで30分ほど写真タイム、
そして次の目的地 “駒門PA"に向かいます。
途中左手に富士山に見守られながら
歩道をのんびり走りました。
駒門PAではいつも東名高速に乗ると立ち寄って食べるホットドッグ(ドックン)と富士宮焼きそばを食べました。
富士山の湧水で作ったアメリカンドッグはいつ食べても美味しいです。おすすめです。
新東名に入ってしまうと駒門PAには入らないのでご注意。
そして今日の1番の目的地、足柄駅。
なぜここが1番の目的地⁉️
実は前日までココから辻堂駅までのサイクリングで、本日のスタート地点の予定でだったのです。
前日、上り坂の嫌いな同行する技工士のSさんを驚かすイタズラ心が芽生え、三島から小田原に行くとだけ伝えておきました。
当然Sさんは箱根越えを想像したらしく終始苦笑い。
そして事あるごとに右手を上に上げて(何処を指すわけでもなく)
“あそこまで行くから‼️“
“マジですか?ちょっとやめてくださいよ“
といったやり取りを楽しんでいました。
国道246号を避けるように旧道を通り
景色を堪能しました。
御殿場線が複線だった頃の鉄道遺構の使われなくなったトンネル
東名高速下り線を走っていると現れる印象深い赤い橋
新東名「建設しているためにダンプがひっきりなしに通ります。
しかし3キロほど迂回路がないトンネルのある国道246を通らなければなりません。しかも歩道はありません。
猛スピードの大型トラックやダンプの横を怯えながら走った為、山北駅で休憩。
ココでアイスを食べて栄養補給。
少々この道に嫌気が出てしまい、疲れもありこのまま断念して御殿場線に乗って帰りたくなる気分を抑えて再び走り出す。
ひたすら車の少ない道を選んで大雄山駅に到着。
そして最後の目的地、足柄駅に着きました⁉️
えっ、どういう事⁉️
想定した通りのSさんの驚いた顔に満足して事情を説明しました。
つまり足柄駅は足柄峠を挟んで全国でも珍しい同じ名前の駅なのです。
両者は同じ名前の駅なのですが乗り換えするのに峠をおよそ4時間歩かなければなりません。
最初に出来たのは小田急の足柄駅。その時御殿場線の足柄駅は信号切替所。その後御殿場線は単線化された為住民の要望で駅が設置されました。
小田急線は御殿場線に乗り入れているので間違いは起きないのかな?という疑問が湧き起こりながら、その場を後にして鴨宮駅に向かい自転車を袋詰めにして帰路に着きました。
https://youtube.com/watch?v=2hzIT7cQa3E&feature=share